ぱらのみっく・ういんどう

旅をしたりしなかったりするブログです。

駅前ホテルで駅弁モーニング【ホテルハイマート・2021年末】

久々に18きっぷ旅をしよう、あの列車に乗ってみたい…となんとなく旅のルートを決めれば、次は宿の予約。

自分の場合、こういう時はたいてい駅近のそこまで高くないビジネスホテルを予約サイトから探す。折角なので、面白い宿に泊まりたいよね、チェーンより地場のビジホに泊まりたいよね…という欲望もちょっと混ぜ込んで。

えちごトキめき鉄道の観光列車に乗りたかったので、直江津経由に決めました。

そんな感じで今回は、直江津の宿をどうしようか…そういえば、駅前にホテルがあったような…?と調べてみると「駅弁付きプラン」というのが目に飛び込んできた。ホテルハイマートというらしい。

さすが鉄道の町直江津、ここだなぁ!と思い、クーポンをちゃっかり使って、禁煙シングル"朝食付き"を7400円のプランを予約。楽しみです。

 

www.heimat.co.jp

 

22年末、会津若松から電車を乗り継ぎ、18時頃についた直江津はすっかり暗い。

ちょうど天気が崩れていたタイミングで雪が降り続いている。ああ…寒いな、と思いながら駅舎から出て、横断歩道を渡ったらすぐにホテルでした。

ああ、ここか~ 前に来た時に見覚えがある…

めちゃくちゃ寒いので、さっさと入りましょう。

ホテルのロビー、なんと駅弁の展示コーナーがあります。

実は予約を済ませてから気づいたのだけれど、そもそも、直江津駅の駅弁を作っているのがこのホテル。つまり今夜は駅弁屋さんに泊まるといっても過言ではない…かな。

「駅弁味の陣」の賞状がたくさん!

食品サンプル。おいしそう…

たら、さけ、ほたて、かに、と海沿いらしいラインナップ。

駅ホームでの「立ち売り」用の木箱も展示されていました。

チェックイン時、駅弁朝食付きプランの予約者は、翌日朝に受け取る駅弁の種類と時間を聞かれます。「さけめし」と「鱈めし」の2種から選べて、たらこが食べたいなあ…と思い「鱈めし」を選びました。

 

 

すこし奥まったところにあるエレベーターで6階へ上がり、部屋へ。

なんというか普通のシングルホテルの部屋、という感じで、十分に清潔で落ち着く部屋。若干古さはあるか?とも思ったけれど、スマホを充電しやすい様に枕元にコンセントが取り付けられていたりと、最近の需要に合わせてしっかりアップデートされていて快適でした。

普通のシングルルーム。枕元にコンセントがあるのが有難い。

お風呂はユニットバス

キーとメモ用紙が良きローカルビジホ感を出してくる。

明日も一日電車を乗り回す予定なので、お風呂に入ってさっさと寝ましょう。

う~~ん、明日は雨かなあ。

 

翌朝。まずカーテンを開けて、朝の景色を眺めます。

 

直江津市街地ビュー、西向きの部屋でした。奥の方に海の雰囲気を感じます。どうも、反対側の部屋に泊まれば、直江津駅妙高山がよく見えたようで…。今度泊まる機会ができたら、予めお願いして、駅側の部屋でトレインビューを楽しむのも良いかな。

部屋(621号室)からの景色。ちょっと晴れてて嬉しい。

廊下の窓より。駅側の部屋に泊まればこういう景色が見えるはず。

眠たいですが、もうすぐ駅弁の受け取り時間です。旅行中の早起きのぽわぽわ感とともにエレベーターに乗ってロビーへ。

おお、なんか並んでるぞ!!!

鎮座する駅弁たち。

楽しみ~~!!

ロビーの人から駅弁を受け取って、部屋に持ち帰ります。

朝7時受け取りにしたのですが、ラベルにある調製時刻は朝6時。出来立て!!

眠気も吹き飛ぶ。確か6時半から受け取れます。

ちからづよい「直江津名物」

さて、早速いただきます…。

調製時間的には出来立ての駅弁ですが、しっとりと冷えています。(そりゃ駅弁ですからね) 駅キオスクで買っておいたインスタンス味噌汁で、体を温めつつ食します。

優雅な朝ごはん。

鱈めし、ということで、メインは「棒鱈の甘露煮」4切れ、と、「炙り塩たらこ」4切れ。ついでに「鱈の親子漬け」も添えられてます。

寄りで。艶めかしい。

真っ黒な甘露煮はあまじょっぱく、よく煮込まれて骨までホロホロ。塩たらこは中がレア気味で、一番好きな火の通り方。鱈の親子付けはちょっと酸っぱめで、お酒のおつまみ感が強いです。

 

下に敷かれているご飯は地元新潟県産。ご飯の上には錦糸玉子と昆布の佃煮が散らされていまして、もうこの組み合わせだけで美味い。

具の配置図。素朴な見た目ですが、うまみが押し寄せてきます。

………普通に朝ごはんとして食べてしまいましたが、これ、どっちかというと日本酒!!!!おつまみ!!!!って感じです。絶対に合う。

もちろん、単体で食べても美味しかったです。朝からいいモノ食べました、ごちそうさまです。

 

直江津駅弁がホテルハイマート産製であることは、この宿泊を機に知ったのですが、そういえば以前から直江津=駅弁、のイメージは強かったです。

改札内に小さな売り場があり、いつもここで売っている印象がありました。

改札内の駅弁販売ケース。
タイミング悪いのかコロナの影響なのか、この日は売ってませんでしたが…。

以前は、ホームでの立ち売りもやっていた気がします。北陸新幹線の長野~金沢間開通(2015年3月)より前、特急列車が直江津駅をたくさん行き交っていた頃です。

この頃は、特急「はくたか」「北越」に、快速「くびき野」、普通「妙高」と、駅弁を食べるのにおあつらえ向きな、座席背面テーブルのついた列車が各方面に走っていました。

2014年・北越急行の赤い「はくたか」 懐かしい…。

現在は、北陸新幹線上越妙高駅の店舗と、直江津駅前の「ドライブスルー」での販売が中心に。ただ、えちごトキめき鉄道が力を入れている観光列車の運行時には、立ち売りを復活販売させている様です。

ビニル袋にも上越妙高駅の文字。ちなみに「山崎屋」は、ホテルハイマートのかつての屋号だそうです。

前述の「ドライブスルー」はホテルから出た歩道沿いにあります。

チェックアウトし、駅に向かう道中、自家用車で駅弁を買いにきた人をちょうど見かけました。駅弁というのも大きな付加価値ですが、それ以前に「駅前ホテルのレストランのお弁当」と考えると、案外いろんな方面から需要があるのかも。

朝日に映える駅弁ドライブスルー

朝のホテルハイマート全景。右下がドライブスルーです。

ホテルハイマート、駅チカで便利でしたし、寝起きの駅弁はなかなか新鮮な体験でした。結局「さけめし」を食べそこなってしまったのですが、こちらもすごく美味しそう。駅弁目当てでまた行く気がします…。