ぱらのみっく・ういんどう

旅をしたりしなかったりするブログです。

はじめての成田エクスプレス、千葉から半額で。【2022年春】

2022年3月のダイヤ改正

今年もなんか、全体的に絞っていく感じなんだなあ…としんみりしていた中、千葉の住人としてびっくりしたのが「成田エクスプレスの千葉駅停車が大幅増加」だった。

いつも通過していったキミ

成田エクスプレスN’EXといえば、その名の通り都心と成田空港を直結する特急列車である。成田空港が唯一の目的地となるわけで、ほとんどの列車は、県庁所在地の千葉駅や、成田山新勝寺擁する成田駅なんかも容赦なく通過していく。

 

通勤需要も当て込む朝晩の列車は、千葉や成田にも止まるのだけれど、全車両が指定席なので結構なお値段になってしまう。

千葉駅横の橋から。前面真っ赤に塗られた屋根がカッコよくて好き。

まあなんというか、千葉に住んでいる限りは特に使う機会のない列車、という印象だった。更には昨今の状況もあり空港需要が激減、昼の便は運休しているし、動いている便もだいたいガラガラで通過していくので、見るたびなんとも言えない気分になる。

 

それがこの春から、運休していた昼間の列車が毎時1本は復活し、それらも含めて多くの便が千葉駅に止まるようになるのだ。

おまけに6月いっぱい迄、えきねっとで予約しておくと指定券が半額のキャンペーン中。東京~千葉間で640円なので、平日の快速のグリーン車(780円)よりも安くなる。

 

これは千葉駅からしたら一大ニュースである。とにかく広告を打っている。

改札口の柱にも。

改札内にも吊り下げ広告。

いたるところに、圧の強い手書き広告たち。

この手書き広告、千葉駅員さんによる作なのだろうけど、たまに千葉駅ユーザーとしての本音が見えるようで面白い…。

この辺とか、もう千葉駅利用者目線な気がする。総武快速、とにかく混むからなあ…。

 

さてまあ、せっかくなので安いうちに一度は!と、東京に出る用事があったので乗ってみることにした。

もちろんチケットレス特急券を事前予約。ちゃんと640円でとれました。

スマホで完結するのでとても便利。手元にチケットが残らないのが、マニヤ的にはさみしいところですが。

金曜日、19時24分千葉駅発の成田エクスプレス46号、新宿・大船行き。

この時間の7・8番 総武本線ホームは特急ばっかりだ

7番線に入線、待っている人はかなり少ない

さて、(失礼ながら)もっとガラガラかな?と思っていた。

実際、千葉駅で待っていたホームはがらんとしていて、見える範囲で待っていたのは5人くらい。入国後は隔離があるし、成田空港行きはともかく、東京方面行きの需要もそこまで回復してないだろう…と。でも意外と人が乗っているのだ。スーツケースを抱えている人もチラホラ。LCCのユーザーだろうか?

明るく清潔な車内、椅子に差された赤色がカッコイイ。

座席から。JR東日本らしい、飾り気なくスッキリした特急列車、という印象。

トイレに行くのにかこつけ、車内をちょっとうろついてみる。

横浜方面ゆき編成の2号車から4号車まで、3両で合わせて50人くらい… 1両あたり20人弱という感じか。以前のような状態には戻っていないのだろうけれど、これまでガラガラで通過していく様子ばかり見ていたから、思いの外乗っているなぁ?という気分。

ただやはり、海外からと思しきお客さんは見かけなかった。そりゃそうか。

 

車内天井にはモニタがくっついていて(飛行機とか関西の新快速みたいだ)そこに案内や広告映像が流れている。運行情報とか走行位置案内とか、JRの予約方法なんかも。広告はなんというか「日本の美」「Cool Japan」的な感じで、空港特急の雰囲気が盛り上がります!

天井モニタ。東京駅の構内案内と、外国人向けJR東日本予約システムのご案内。

デッキのところにも同じ情報が流れます。この編成は大船行きです。
横須賀行きとか、小田原行きなんてのもあったのですね。

NE’Xは総武快速線を駆けてゆく。時間が時間なので、外の景色はあんまり見えない。お隣を走る中央総武線の黄色い各駅停車を、ダイナミックに追い抜いていく瞬間、そこはちょっと面白い。

そういえば、快速線電車の方を追い抜くシーンも観察しようと思ったけど、見逃してしまった。いつもは快速に乗っていて、通過待ちをする側…だったり、あとは、謎に数分間の停車があり「もしかしてこの停車、本来通過を待つNE’Xが運休しているのかな」と見えない存在を感じたりとか、自分にとってNE’Xはそういう存在です。

黄色の総武線と並走。

やはり途中無停車というのは圧倒的に早い。ふと通過する駅の看板を見ると「小岩」をとあり、もう都内だ。

スカイライナーと比較され、高いわりには遅いよ~と言われるNE’Xだけれど、千葉-東京間を途中無停車の25分で駆ける。いつも快速で、千葉東京間40分を移動している身には有り余るスピード感だ。

まあ、空港までで考えると、千葉~成田空港が意外と遠くて、結局東京から空港まで1時間くらいかかるのだけど…。

気が付くと「まもなく東京」

錦糸町を通過するあたりで、間もなく東京、お早めにお荷物を準備ください、と、それなりに大きな音量で、4言語(日英中韓)での案内がある。そうか、大荷物の人も多いから…と空港特急であることを強く感じる。

大きなスーツケース置き場にはナンバーロック完備

「スーツケース置き場の暗証番号をお忘れの場合、お引き渡しは終着駅となります」という地味におっかないことも言っている。この列車なら大船行きだし、中央線方面に行くやつもある。今は運転されていないけど、前は大宮行きとか、富士急線の河口湖行きとかもあったはず。荷物と一緒に連れてかれちゃった人はいるんだろうか?

 

総武線の地下区間を走り抜け、東京駅の総武線地下ホーム4番線に到着。

総武地下。よく使うけど、東京駅の中では地味な乗り場かも。

今回は東京駅に用事があるのでここで降りるけれど、もうすこしだけホームに。ここで大船ゆきと新宿ゆきが切り離されるので、せっかくなので見ときたい。

すでに車両間の連絡通路が折りたたまれてます。

ライトが点灯し、ドアが閉まって…

そのまま発車。

サヨナラ~~

実は何度かこのシーンは見たことがあるけれど、「切り離し」と「列車の発車」が同時に行われるため、なんだかちょっとシュール。どうも新宿行きが唐突に置いてけぼりを食らったように感じる。

自分の中で、列車の編成分割というのは「切り離し」→「一旦停止」→「発車」なイメージがあるからかもしれない。

新宿行きも数分後には発車する。ぱっと見、1両5~6人くらいで結構ガラガラだった。

しっかりお見送りを済ませて満足したので、次の目的地へ向かうこととしました。

東京駅コンコース方面のエレベーター沿いにも、NE’Xポスターがたくさん

総武線ホームの入り口。「成田エクスプレス」の案内、いつも使う「機会無さそうだな…」って一瞥していたけれど、ついに乗れたよ!

6月中は特急券半額で乗れるので、もう一度くらい乗っておきたい気がする。今度は明るい時間がいいな。でも、空港に行くのに使う機会は相変わらず無い気がする…また海外行きたいなあ…。